※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。
「資格の勉強って、結局意味あるの?」「数字が壊滅的に苦手なわたしに、簿記とFPなんて取れるのかな?」
取る前のわたしは、正直そう思っていました。しかも白状すると、受験の動機の7割は、入っていたコミュニティで合格者にプレゼントされていた、大好きな推しのぬいぐるみでした(笑)。
それでも今は、はっきり言えます。簿記とFPは、資格そのものよりも「勉強した中身」が生活にそのまま効いてきます。30歳で貯金ゼロだったわたしが、いまでは家計の管理はもちろん、夫婦で立ち上げた小さな法人の会計まで、自分でつけられるようになりました。
この記事では、わたしが簿記3級とFP3級を取るまでの勉強法と、つまずいたところ、そして「こんなに役立つとは思わなかった」という実感を、失敗談込みで正直に書いていきます。
※合格までの道のりや、資格の活かし方には個人差があります。この記事は「わたしの場合」の記録です。また、試験の制度や内容は変わることがあるので、最新情報は必ず公式サイトで確認してくださいね。
結論|取ってよかった? → 生活が変わるレベルで、よかった
先に結論から。わたしは 2022年6月に簿記3級、2024年1月にFP3級に合格しました。
取ってよかったかと聞かれたら、迷わず「よかった」と答えます。ただしそれは「履歴書に書けるから」ではなくて、勉強した中身が、日々のお金の判断にそのまま使えるからです。
- 家計の見直しで「これは資産、これは負債」と整理して考えられるようになった
- 自分の家の購入や資産運用、親の家の住み替えといった大きな決断のとき、制度を調べて比較できるようになった
- 夫婦の法人の会計を、会計ソフトで自分で仕訳できるようになった
このあたりの話は、記事の後半で詳しくお話しします。
きっかけ|「わたし、このままだと一生貧乏だ…!」
わたしがお金の勉強を始めたのは、コロナ禍で家にいる時間が増えて、お金系のYouTubeを見るようになったのがきっかけでした。中でもリベ大(両学長)の動画で「簿記はお金の”あいうえお”だよ」と言っていたのが、強く印象に残ったんです。
当時のわたしは、結婚するまで貯金ほぼゼロ。「港区のタワマンに住みたーい!」なんて夢だけは大きいのに、そのお金はどこにもない(笑)。動画を見ながら「わたし、このままだと一生貧乏だ…!」と本気で気づいてしまいました。
そして、冒頭で白状したぬいぐるみの話。当時参加していたお金の学習コミュニティに、簿記やFPの合格者に、大好きな推しのぬいぐるみをプレゼントしてくれる企画があったんです。欲しいに決まってる(笑)。でも、下心のある受験、大歓迎だと思います。きっかけは何でも、勉強した中身はちゃんと残るので。
ちなみにわが家は、夫が大学で会計を学んでいたこともあって、お金の話に強いタイプ。当時のわたしは夫の話についていけないことも多くて、それも「勉強しよう」と思えた理由のひとつでした。
勉強法|簿記は講座、FPは独学+YouTube
簿記3級:クレアールの講座で
簿記は「クレアール」という通信講座で勉強しました。
ここでも正直な話を。申し込むとき「どうせなら簿記2級まで取っちゃおうかな」と思って、3級・2級のセットを買ったんです。セット価格だと安かったし、購入から1年間は2級の講座も受けられる条件だったので「これは大丈夫でしょ」と。……結果、取ったのは3級だけでした(笑)。セールとかセット割に弱いこの性格、昔からなんですよね。
ちなみに、受講当時の購入金額は何年か前のことで、正確には覚えていません。いまの価格を当時の費用として書くと誤解を招いてしまうので、ここでは「わたしが実際に払った金額」としては載せないことにしました。受講料やキャンペーンは変わることがあるため、最新情報は公式サイトで確認してくださいね。
ひとつだけ、体験からのヒントを。クレアールは時期によってセールやキャンペーンをやっていることが多い印象です。わたしが申し込んだときも、ちょうど割引期間中でした。今すぐ受講しないといけない理由がなければ、公式サイトでキャンペーン情報をチェックしておいて、タイミングを狙って申し込むのも一つの手だと思います。
勉強期間は約3か月。基本は1日1時間くらい
勉強を始めたのは、試験の3か月ほど前だったと思います。当時は正社員を退職し、自宅で短時間の在宅ワークをしていたので、比較的勉強時間を取りやすい時期でした。
基本は1日1時間くらい。ただ、計画どおりに進まない日も多くて、最後の2週間はかなり追い込まれました。夜中のシンデレラタイムを過ぎても勉強していた日もあります(笑)。特に試験前の1週間は、練習問題を必死に解いていました。
勉強の流れは、こんな感じです。
- 講義動画を見る
- 例題や練習問題を解く
- 間違えたところ、わからなかったところをテキストで確認する
- 必要なら動画を巻き戻して、もう一度見る
動画は倍速にしたり、わからないところだけ見返したりできたので、自分のペースに合わせやすかったです。「一度で全部理解しなきゃ」と焦らず、動画と問題を行ったり来たりできたのが助かりました。
それでも最初は、左側が借方、右側が貸方という基本からなかなか覚えられなくて。資産・負債・純資産といった貸借対照表の要素も、いらない紙に何度も書いて、学生時代のテスト勉強みたいに覚えました。
夫は商学部出身で、わたしが数字に弱いことをよく知っていたので、受験すると話したときは「大丈夫なの?」と結構脅してきました(笑)。わからないところをたまに聞けたのは助かりましたが、夫にとっても大学で勉強したのはかなり前。何でもすぐ答えが返ってくる、というわけではありませんでした(笑)。
届いた教材と、実際に使ったもの
届いたのは、テキストと問題集、直前答練、公開模試、ネット試験の予想問題など。積み重ねると、ちょっとした高さになるくらいのボリュームでした。
量を見た瞬間は「全部できるかな」と不安になりましたが、講義でカバーすべきところを順番に学び、練習問題を繰り返すうちに、少しずつ理解できる範囲が増えていきました。教材が多いぶん、試験前に解く問題がなくて困ることはなかったです。
質問サポートもありましたが、わたしは結果的に使いませんでした。3級だったこともあり、動画とテキスト、問題の解説で何とか解決できたからです。ただ、その場で解決できない疑問を質問できる窓口があるのは、独学に近いスタイルで勉強するうえで安心材料になると思います。
有料講座にお金をかけて、わたしはよかった
わたしはもともと、絞れるお金は絞りたいタイプ。有料の資格講座にお金をかけるのは初めてで、「テキストだけ買って、自分で勉強できるんじゃない?」としばらく悩みました。
でも簿記は、普段の生活ではあまり使わない独特の考え方があります。わたしの場合、最初にきちんと説明してもらわなければ、意味がわからないまま心が折れていたと思います。先生の説明を動画で何度でも見返し、練習問題の解説まで確認できたので、結果的にはお金をかけてよかったです。
試験は会場で受験。1回目で合格
わたしはネット試験ではなく、決められた日に会場で受ける試験を選びました。久しぶりに鉛筆と消しゴムを持って試験会場に座り、ものすごく緊張したのを覚えています。
試験前の1週間は本当に必死でしたが、何とか1回目で合格できました!
クレアールが向いていると思う人・向かないと思う人
実際に受講してみて、向いていると思うのはこんな人です。
- 動画とテキストを使いながら、自分のペースで理解を進められる人
- 毎日少しずつでも勉強時間を確保し、コツコツ続けられる人
- 問題をたくさん解きながら理解を深めたい人
- 完全な独学では挫折しそうだけれど、通学するほどではない人
反対に、少し合いにくいかもしれないのは、こんな人です。
- わからないことを、その場ですぐ対面で質問できないと不安な人
- 教材費をできる限り抑えたい人
- すでに使いたいテキストや、こだわりの勉強法が決まっている人
- まとまった勉強時間をまったく確保できない人
簿記講座はいろいろな会社が出していて、価格も教材の量もバラバラなので、わたしもかなり迷いました。最終的には、見ていたYouTuberさんがおすすめしていたことが決め手でしたが、実際に受けてみると講義も教材も内容が濃く、カバーすべき範囲がしっかり入っていました。
もちろん、講座に申し込むだけで合格できるわけではありません。一夜漬けでは難しいので、少しずつでも時間を取って進める必要はあります。それでも、テキストだけでは心が折れそうだったわたしにとって、動画とたくさんの練習問題がある環境は大きな支えになりました。
FP3級:テキスト+YouTubeで独学
FPは独学でした。使ったのは「みんなが欲しかった! FPの教科書」というテキストと、同じシリーズの問題集です。テキスト選びのときにいろいろ調べて、よくおすすめされていたので選んだのですが、わたしには正解でした。図や吹き出し、カラーが効果的に使われていて、ぱっと見て大事なところがわかる。年金や税金みたいなややこしい内容も、図のおかげで理解しやすかったです。
問題集はテキストに沿った構成になっているので、「学んだところをすぐ解く」ができて、理解がぐっと進みました。
それともうひとつ、YouTubeの「ほんださん / 東大式FPチャンネル」の動画もよく見ていました。
テキストだけで全部を覚えきるのは正直大変なのですが、ほんださんの動画は、大事なところをピックアップして教えてくれるんです。学校でいうと「ここテストに出るからね」と言ってくれる先生みたいな感じ。頭がいい人なのに説明がとてもわかりやすくて、理解がぐっと深まりました。
※ただしこれは、わたしが受験した当時の話です。現在このチャンネルは、新しい動画の投稿を終了されているようです。FPは法律や制度が毎年のように変わる分野。基礎の考え方は今でも参考になると思いますが、数字や制度は最新のテキストのほうを信じてくださいね。
いまからFPを取るなら、わたしはこう勉強する
この記事を書くにあたって、いまYouTubeでFPの解説を発信している人がほかにいないか探してみました。正直、あまり見つかりませんでした。あっても数年前の動画が多くて、法律や制度が変わっている可能性を考えると、初めて学ぶ人にはすすめにくいのが正直なところです。
ただし、ひとつだけ小さい朗報を。ほんださんは、YouTubeの代わりに「FPキャンプ」という会員制のサービスを始めていて、FP3級の内容は無料で学べるようです。執筆時点(2026年7月)では新規登録を一時停止していて、秋頃に再開する予定とのこと。登録が再開されたら、今のところこれが一番の選択肢になりそうです。
もし再開を待たずに、すぐに始めたいというときは、わたしなら「最新版のテキスト+問題集」を軸にします。進め方のおすすめは、テキストを1章読んだら、その範囲の問題集をすぐ解くこと。わたし自身は「全部読んでから解きたい」派だったのですが、振り返ると、座学と実践をこまめに行き来したほうが理解も早いし、記憶にも残ると思います。
ちなみに、どうしても覚えられない語句は、正直に捨てました(笑)。苦手を無理に埋めるより、わかるところ・できるところで点を取る。わたしの場合は、この割り切りで気持ちがラクになりました。FPにも通信講座はありますが、3級なら、わたしはテキストと問題集の独学で十分だと感じました。
FPは、正直「全員におすすめ」です
簿記では向き不向きを書きましたが、FPは……向いていない人が思いつきません(笑)。
FP3級の中身は、保険、年金、税金、住まいのお金、ライフプランニング。生きていくうえで必ず出会うお金の話が、広く浅く、ぎゅっと詰まっています。
わたし自身、FPで公的な保険制度の手厚さを知ったことが、入りっぱなしだった保険を見直す大きなきっかけになりました。家族のライフプランを考えるとき、マイホームを買うとき、親の年金のことを考えるとき。「あ、これFPでやったところだ」が、本当に何度もあります。安心できる部分と、直したほうがいい部分を、自分の目で見分けられるようになる。それがFPを学んだいちばんの収穫でした。
正直な話|つまずいたところ
順調に聞こえるかもしれないので、つまずきも書いておきますね。
簿記は、お金のやりとりを「仕訳」していく練習問題がたくさんあるのですが、なかなか全問正解できなくて、「わたし、向いてないかも」と思いました(笑)。それでも「これは家計管理の基本のあいうえおだから」と、なんとか繰り返して乗り越えました。
FPは、覚えることの多さです。「何%」「何千万円まで」みたいな数字がたくさん出てきて、学生時代のテスト勉強を思い出しました。試験では計算問題が合っているか、最後まで不安でしたね。
そして数年たった今、その数字を覚えているかというと……あまり覚えていません(笑)。でもそれでいいと思っていて。「こういう制度がある」「ここは法律が絡む」ということさえ頭に入っていれば、細かい数字は必要なときにネットで調べて対応できる。この「調べて判断できる状態」になれたことが、FPを勉強した一番の収穫でした。
こんなに役立つとは思わなかった|生活での実感
正直、ここまで役立つとは思っていませんでした。
簿記は、家計を「資産と負債」で見る目をくれました。家や車などを買うとき、「これは資産? これは負債? 時価はどう変わる?」と考えるようになったんです。入った給料を好き勝手に使う、自転車操業だったあの頃のわたしは、もういません。
そして今、わたしは夫婦2人の小さな法人の会計を担当していて、会計ソフトへの仕訳を自分でやっています。簿記3級の勉強がなかったら、確実に手も足も出ていません。
FPは、生活の「大きな決断」のたびに効いてきます。自分の家を購入するとき、資産運用を始めるとき、親の家の住み替えを考えるとき。制度や税金のことを「調べるべきポイントがわかる状態」で向き合えるのは、本当に心強いです。自分の兄弟や親が何かを決めるときに、力を貸せる場面も増えました。
そして何より、夫との会話が噛み合うようになりました(笑)。会計に詳しい夫とお金の話をしていて、「今までどんなバカなお金の使い方してたんだろう…」と過去の自分にツッコミつつ、「人が変わったね」「こんな話が一緒にできるようになったんだね」と笑い合っています。30歳で貯金ゼロだった頃のわたしからしたら、別人だと思います。
ひとつだけ注意|「資格=就職に有利」とは限らない
在宅の仕事を探していた頃、「資格があれば履歴書が潤うな」という下心もありました(笑)。実際、書けるものが増えるのは事実です。
ただ、応募する仕事の内容によっては、評価されることもあれば、特にプラスにならないこともあるようでした。なので「仕事のため」だけを目的に取るなら、応募したい仕事で本当に活きるかは先に調べたほうがいいと思います。わたしは「生活のための知識」として取って、結果的に仕事にもつながった、という順番でした。
まとめ|迷っているなら、”生活のため”に学ぶ価値はある
最後に、要点をまとめますね。
- わたしは 2022年6月に簿記3級、2024年1月にFP3級に合格(簿記は講座、FPは独学+YouTube)
- 2級セットを買ったのに3級止まり、仕訳は全問正解できない…そんな回り道もありました(笑)
- それでも、勉強した中身は家計・大きな決断・法人の会計まで、生活のあらゆる場面で役立っています
「資格なんて意味あるの?」と思っているなら、こう伝えたいです。簿記とFPに関しては、資格が意味あるかどうかより、勉強した中身が生活に役立つ形で生きてきます。正直、わたしもこんなに役立つとは思っていませんでした。
きっかけはぬいぐるみでも、なんでもいい。貯金ゼロだったわたしでもできたので、「お金のあいうえお」から一緒に学び直してみませんか。


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